MMD研究所の2015年4月の携帯端末購入に関する定点調査によると、回答者のスマートフォンの所有率は前回調査の2014年10月よりも3.5ポイント増えて62.5%となった。スマートフォンの機種別では、iPhoneシリーズが50.1%と半数を占め、その内訳はiPhone5Sが31.6%、iPhone6が25.4%。iPhone6 Plusは7.7%だった。
また、スマートフォンの購入時期では2011年12月以前が23.6%と最も多いが、2012年の各四半期は2~3%台の低い推移。それ以降は徐々に増加し、特に2014年1月~3月が8.0%、2014年10月~12月の9.3%、2015年1月~3月の8.1%と高くなっている。所有率の推移をみても、2012年11月から2013年11月の1年間では49.1%から50.9%とほとんど変化がなかったが、2014年10月には59.0%となり、この1年で大きく拡張。その半年後の2015年4月に6割を超えとなった。
調査は2015年3月30日~31日まで、インターネットで実施。対象は携帯電話を所有する15歳以上の男女で、有効回答数は6219人。