米国コロラド州観光局は夏の期間限定で行なわれている、恐竜の化石堀体験スケジュールを発表した。コロラド州西部には約1億年~1億4000万年前、多数の恐竜が生息し、多くの化石が発掘されるエリアとして世界的に知られている。化石堀体験を行なうのは、グランドジャンクションの北西約20キロの町、フルータの「西部コロラド博物館」が運営する恐竜歴史博物館」で、プログラムには日帰りから数日間かけて実施するものもあるという。※画像 (c)Grand Junction CVB
例えば、マイガットモア採石場での「ジュラシック・グラディエーター・ピット」は、後期ジュラ紀のモリソン層のアパトサウルスや肉食獣アロサウルスなどの骨が出土するサイトで、恐竜の骨、歯、植物の化石を採掘。5歳以上から参加可能な初心者向けのプログラムだ。参加料金は送迎とランチ、ガイド料、道具を含め140米ドル)。
このほか、ジュラ紀から白亜紀までの恐竜を求め、3か所でのハイキングと組み合わせたモアブまでの1日ツアーや、世界的に有名な古生物学地区フルータでの化石探検1日ツアー、コロラド州西部の地質を学びながら化石体験やハイキングなどを組み合わせた3日間のツアーなども設定。
コロラド州政府観光局によると、西部コロラド博物館は3つの古生物学遺跡と学習センター、研究図書館から成り、国内外含め年間約11万7000人が同博物館のプログラムに参加しているという。プログラムの詳細は同博物館のホームページへ。