MMD研究所は、スマートフォンを所有する15歳から59歳までの男女562人を対象に「スマホ依存に関する調査」を実施した。それによると、全体の80.5%が「スマホに依存している」と回答。なかでも20代では40.2%が「かなり依存している」と自覚していることが分かった。
スマホ依存に関する年代別の自覚状況は以下のとおり。
一方、IT依存症になることを避ける目的であえて一定期間デジタルデバイスから離れる「デジタルデトックス」についての質問では、「知っている」「聞いたことがある」との回答が全体22.2%で、「知っている」だけに限ると8.9%だった。
デジタルデトックスの必要性については、全体の31.7%が「必要だと思うが実践できていない」と回答。10代では5.3%が「実践している」と回答した一方、20代で実践しているのは2.7%にとどまった。さらに、30代以上ではそろって5割以上が「必要だとは思わない」と回答している点も特徴として見受けられた。
「デジタルデトックス」という言葉の認知度は以下のとおり。
今回の調査は2015年5月8日から9日までの期間にインターネット上の設問形式で実施されたもの。