島根・隠岐の海士町、滞在人口と関係人口をデジタルとリアルの両空間で連携、「DAO」で運営

島根県海士町は、島前ふるさと魅力化財団と連携し、分散型自律組織(Amanowa DAO)の運営を開始した。DAOとは、ブロックチェーンを活用した新しい組織形態で、参加者同士が協力し合いながら組織運営をおこなうもの。海士町の滞在人口と関係人口が、現実とデジタルの両空間で連携し、地域経営への参画推進を目指す。

Amanowa DAOは、海士町オフィシャルアンバサダー(関係人口)と、大人の島留学生(滞在人口)を主なDAOメンバーと想定。両者の海士町を盛り上げる活動をブロックチェーン上で可視化することで、その貢献度合いに応じて、「DAO内における意志決定への影響度を高めること」や「貢献度を高めたメンバーしか得られない特典を享受」することができる仕組み。

Amanowa DAOアプリを通じて、関係人口がいつでも、どこでも、深く海士町に関わることが可能になり、海士町を一緒になって盛り上げていけるような地域の在り方を実現していく。

この取り組みは、経済産業省関係令和5年度補正予算「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」に採択されている。

報道資料より

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