【図解】日本人出国者数、2024年10月は115万人、コロナ後初めて年間1000万人超、日本発国際線は2019年水準に回復 -日本政府観光局(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2024年10月の日本人出国者数(推計値)は114万8400人となった。2019年比では31.0%減(2019年10月の実数は166万3474人)で、この3カ月はコロナ前の約7割での推移が続いている。2023年比では22.5%増(2023年10月の実数は93万7715人)だった。1~10月の累計では1064万4900人となり、コロナ後で初めて年間1000万人を超えた。

航空データOAGよると、2024年10月はついに、日本発の国際線が便数・座席数ともに2019年水準に回復。国内全空港を合計した便数は2019年比0.8%減の2万3286便(183便減)、席数は0.2%減の536万1891席(8759便減)となった。国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)発の国際線は、便数は0.1%減の2万1341便(14便減)、座席数は0.2%増の499万6946席(8546席増)で、席数は2019年を上回った。

主要6空港の個別実績を見ると、引き続き羽田空港(便数32.9%増の4803便、座席数27.3%増の119万11席)と福岡空港(便数28.6%増の1951便、座席数34.9%増の42万1114席)が好調。特に福岡空港の伸び率は便数、座席数とも前月から約8~10ポイント増加した。追随する関西空港も、便数が3.9%減の5679便、席数が1.2%減の128万5171席まで回復した。

日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

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