KNT-CTホールディングスの2015年10月の旅行取扱額は、前年比4.1%増の535億2336万円となった。
国内旅行は前年比9.0%増の364億3856万円。一般団体が昨年の大型団体の反動に加え、取扱数の減少により16.7%減37億831万円となったものの、学生団体が好調で14.8%増の87億3581万円となり、団体旅行合計で3.1%増の124億4412万円に。企画旅行も14.8%増の2ケタ増190億9361万円、個人旅行も3.8%増の49億83万円でプラスとなった。
企画旅行のうち、近畿日本ツーリストのメイトは9.7%増の63億7934万円。クラブツーリズムはバス旅行以外の国内旅行とバス旅行の双方とも2ケタ増であわせて17.5%増の127億1270万円となった。
海外旅行は7.1%減の149億8509万円。一般団体が1.5%増の30億7696万円、学生団体が9.5%増14億6720万円で、団体旅行は3.9%増の45億4417万円となった。
ただし、企画旅行は10.7%減の74億2009万円、個人旅行も12.7%減の30億2083万円と2ケタ減となった。企画旅行のうち、ホリデイはミクロネシアが好調。取扱人数では全方面で11.8%増と2ケタ増となったが、取扱額では単価の高い欧州方面の大幅な減少が影響した。クラブツーリズムでも海外旅行は9.9%減の61億3021万円で前年を下回った。
外国人旅行は15.2%増の13億7527万円だった。