ソフトバンクは2016年1月7日、法人向け動画共有サービス「ビジュアモールムービーライブラリ」を開始した。
このサービスは、スマートフォンやタブレットなどから専用アプリ経由で動画を撮影・編集・投稿・シェアが簡単にできるクラウドサービス。「マルチデバイス対応のビジネス向けSNS」という位置づけだ。
管理者は、動画をチャンネル単位で制御できるほか、そのチャンネルごとにアカウントの利用制限を設けることが可能。コメントや個人間のメッセージ機能も用意した。また、すべての動画を暗号化し、利用環境に応じたセキュリティ対応をおこなうなど、情報漏えい回避策も講じたとしている。
料金は、初期費用が3万円、月額費用が10万円(最大1000人、ストレージは50GBまで)。追加オプションは、利用者100名追加で8000円、ストレージ50GB追加で1万5000円となる。データトラフィックには依存せず固定料金制を採用したため、閲覧頻度は無制限となる。
同社では用途として、企業トップのメッセージを社内で共有したり、工事現場など遠隔地からの社内への状況報告、動画を使った研修やセミナー、マニュアルの共有といったシーンを想定。使い慣れたSNSサービス同様の機能を使って社内の情報共有やコミュニケーション、意思決定に利用してほしいとしている。
サービスの提供イメージは以下のとおり。
2016年1月現在、撮影用のアプリはiOSのみに対応。視聴用のポータルサイトはPCを含め複数OSに対応している。サービスの詳細は以下ウェブサイトまで。