楽天が運営するウェディングの総合情報サイト「楽天ウェディング」は2016年1月7日より、結婚式運営事業者向けにバーチャル映像を使って結婚式場の下見を疑似体験できるシステムを提供する。 ※画像はサービス紹介映像より
このシステムでは、結婚式場や教会の様子を3次元のバーチャルリアリティ映像で投影。専用ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift(オキュラスリフト)」やコントローラーを使うことで、頭位の動きに合わせて360度全方位を見渡したり、空間内を移動することもできるもの。楽天グループの研究開発機関「楽天技術研究所」が開発した。
婚姻組数の減少や結婚式を開催しない「なし婚」が増えているため、婚礼業界の市場規模は縮小傾向にあるなか、楽天では今後も婚礼に関わる企業が自社サービスを差別化し、顧客を獲得できるような支援をおこなっていきたいとしている。
同システムの基本料金は、機材一式や映像の企画・撮影など込みで120万円(利用期間は1か月間)。婚礼大手のテイクアンドギヴ・ニーズ社が導入第一号となるという。
以下は、楽天技術研究所による、バーチャルウェディングシステムの紹介ビデオ。