デルタ航空は2016年7月20日(現地時間)、米ロサンゼルス国際空港の第2・第3ターミナル改装・連結プロジェクトに着手した。デルタ航空の投資額は19億ドル(約2020億円)に至る見通し。官民協力のもと同空港のハブ化や顧客サービス充実を推進。同時に、デルタ航空利用者にとってのサービス改善もにつなげるもの。
今回はプロジェクト第一弾として、ロサンゼルス国際空港公団が同社によるターミナル施設のリースやライセンス契約に合意。デルタ航空は3億5000万ドルを投資して、ゲートエリアの改装や施設の増築、手荷物システムの改善などを進める。 第二弾では、トム・ブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)北側に連絡通路を作成する計画だ。
工事完了後、デルタ航空は現在使用している第5、第6ターミナルから第2、第3ターミナルに移転し、パートナー航空会社と同じターミナルを利用することになる。さらにTBITへの連絡通路が完成すれば、より多くの航空会社への快適なアクセスが可能になる。