ユナイテッド航空(UA)は2016年7月20日(現地時間)、米国運輸保安局(TSA)と共同で、最新式の空港セキュリティシステムを発表した。同社のハブ空港を拠点に展開するもの。
今回の取り組みでは、自動セキュリティチェック・レーンの導入に加え、TSAの事前審査登録センターを設置するなど、保安検査プロセスを再設計。これらを通じてセキュリティ検査の効率化と同時に乗客のスクリーニング検査の迅速化も実現し、乗客の利便性向上につなげていく。
導入第一弾は今秋のニューアークのリバティ国際空港のCターミナルで、ここでは17の自動セキュリティチェック・レーンを設ける計画。さらに、2016年内にはシカゴやロサンゼルス空港でも導入する予定だという。