ハウステンボス、新エリアや無人島でVR・ARアトラクションを積極導入、まずは来春に30種類のコンテンツから

ハウステンボスは、VR（ヴァーチャルリアリティ）やAR（拡張現実）コンテンツを常設する日本最大のテーマパークとして、本格的な展開を開始する。2014年以降、VRやARを活用したゲームやアトラクションを導入しているが、今回は新たなテーマとする第7の王国「夢と冒険の王国」のコアコンテンツとして展開。VRやARコンテンツを常設する日本最大のテーマパークとして新たな価値を創造し、感動の提供を目指す。

新王国は来春から、約30種類のコンテンツを体験できる環境を順次整備。既存施設の改修に加え、VR・ARを活用した恋愛アトラクションやSFアトラクションなどを展開し、世界のAR・VR技術を集める施設も開設する。さらに2016年1月に取得した長崎県大村湾の無人島「長島」（西海市）で推進する「夢と冒険の王国」の始動プロジェクトでも、AR・VRを活用したアトラクションを導入する構想を進めている。2017年の新規事業計画は、詳細が決まり次第発表する予定だ。

なお、現在ハウステンボスではAR・VRで8コンテンツを展開。VRとお化け屋敷を組み合わせた日本初のアトラクション「VRホラーハウス」や、対戦型ARアトラクション「サモナーバトル」などで、累計50万人が利用した。