全日空(ANA)は2019年2月17日、羽田/ウィーン線を開設する。これにより、ANAの羽田発着の欧州線は、ロンドン線、パリ線、フランクフルト線、ミュンヘン線に次ぐ5路線目、成田路線のブリュッセル線とデュッセルドルフ線をあわせた東京路線は7路線目となる。
ANAでは羽田・成田の両空港による首都圏デュアルハブモデルを推進しており、日・EU経済連携協定への署名を契機に自由貿易の促進が期待される両地域間のビジネス需要を取り組む方針だ。
羽田/ウィーン線は羽田を深夜出発、現地に早朝到着。ウィーン空港での乗り継ぎを含め、欧州各都市に午前中に到着が可能な利便性の高いダイヤとする。ウィーン以遠は、共同事業パートナーのオーストリア航空をはじめ、ルフトハンザグループ各社便を活用し、欧州域内68都市への乗り継ぎが可能だ。
さらに2019年は日本/オーストリアの国交樹立150周年でもある。音楽や芸術など観光資源が豊かで、「世界で最も住みやすい都市」に選出されており、ANAではさらなる観光需要の高まりも見込んでる。
ANA 羽田/ウィーン線スケジュール(2019年2月17日~)
- NH205 羽田 01:55発/ウィーン 06:00着(毎日)
- NH206 ウィーン 11:50発/羽田 06:55着(翌日)(毎日)
※使用機材:ボーイング787-9型機(ビジネスクラス48席、エコノミークラス167席)
※関係当局の認可が前提