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デジタルマーケティングを展開するCriteo(クリテオ)は、昨年のゴールデンウィーク前後のオンライン広告トレンドをまとめた「2019年度ゴールデンウィークトレンドレポート」を発表した。ウェブサイトへのトラフィックなどをもとに、売り上げや予約動向などを分析したもの。
それによると、2018年のGW4週間前(4月1日~4月28日)の旅行分野は最大23%増の売り上げを記録。同年1月の平均と比較してウェブサイトへのトラフィックと予約件数が最も多くなったのはGW2週間前だった。その後、GW中は予約需要は低下。GW明けには一転して連休前の水準に回復したという。
一方、ファッションなどの小売業では、毎年この時期はリアル店舗の売り上げが伸び、オンライン上はやや下回る水準に。GW中に大きく伸びたのは、レジャー施設や美術館、コンサートのチケット、レジャー用品、食料品など。
同社ではこの結果により、GW期間中はいつもと異なる時間とお金の使い方をする消費者が増えると分析。GWを見据えたキャンペーンは、遅くても2週間前までに開始するのが効果的だと示唆している。
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