国連世界観光機関(UNWTO)が「スポーツツーリズム」で起業家コンテスト、FCバルセロナと連携で

国連世界観光機関(UNWTO)は、スペインのサッカーチームFCバルセロナと連携し、「第1回UNWTOスポーツツーリズム・スタートアップコンテスト」を開催する。

今回の取り組みは、FCバルセロナがサッカー分野に限らず広範囲なスポーツをテーマに運営するオープンイノベーション組織「バルサ・イノベーションハブ」と提携して進めるもの。さらに、カタール国立観光協議会(QNTC)の支援も受けている。

今回参加するのは、公共機関や民間、学術界、個人などからなるスタートアップ企業は20社ほど。選考対象のアイデアはウェブサイトで発表され、5件の決勝出場者がバルセロナに招待されて最終プレゼンを実施。国際投資家のほか、スポーツの専門家や政府関係者、観光ビジネスのリーダーが審査をおこない、優勝者を決定する。

なお、カタール国立観光協議会とのパートナーシップの一環として、受賞したプロジェクトは、2022年FIFAワールドカップのホスト国であるカタールでの実現に向けた検討もおこなわれる予定だ。

応募の締め切りは2019年8月15日。9月には最終決勝5組の出場者が決まり、10月にはファイナリストが決定する予定だ。

「第1回UNWTOスポーツツーリズム・スタートアップコンテスト」公式サイト

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