フィンランド政府観光局によるグループ機関「Visit Finland(ビジット・フィンランド)」は、フィンランド国内の企業や地域に向けに「サステナブル・トラベル・フィンランド プログラム」を実施する。 このプログラムは、すべての観光事業者がその社会的、経済的、文化的な影響力を通じて、将来の世代のために手つかずのフィンランドの自然を保護するというもの。プログラムに参加する企業と観光地は、「サステナブル・トラベル・フィンランド」として認定され、継続的な開発モデル、持続可能な観光開発に関する最新情報、マーケティングのサポートなどが提供される。
あわせて、Visit Finlandは、旅行者がフィンランドを旅する際にフィンランドの自然と住人、文化を尊重し、 大切にすることを約束する「サステナブル・フィンランド誓約」の日本語版も発表。この誓約に多くの旅行者に署名してもらうことで、より環境にやさしい旅を促進していく。日本におけるサステナブル促進の活動として、Visit Finland、フィンランド大使館、フィンランド商工会議所が10月31日~11月4日に上野恩賜公園で開催された「創エネあかりパーク2019」にサステナブルをテーマとしたブースを出展。Visit Finlandとフィンツアーのコラボレーション商品「Helsinki Cleaning Dayツアー」(ヘルシンキ市内の各所でフリーマーケットが開催されるリサイクル・カルチャー・イベントに参加する観光ツアー)などを紹介した。