フォートラベルが会員を対象に実施した「2013年GW(ゴールデンウィーク)の旅行動向調査」によると、2009年の調査開始以来、旅行実施率が過去最高となった。全体の旅行実施率は63.9%で前年より10ポイント増と大幅に増加。国内旅行は5.7ポイント増の25.4%、海外旅行は1.0ポイント増の17.5%となり、双方とも過去最高だった。
また、日帰り旅行の実施率は3.3ポイント増の13.9%、帰省は0.2ポイント増の7.1%と増加。国内の旅行や移動が顕著だったことについて、フォートラベルでは期間中に晴天に恵まれた地域が多かったことから、急きょ外出した人も多かったと推測している。国内旅行の平均日数は3.1日で昨年よりも0.1日減少。旅行費用は平均4.7万円で、昨年よりも0.2万円減少した。
海外旅行の平均日数は7.01日で、昨年より0.9日増加。8日以上の旅行者が13.1ポイント増の39.9%と大きく増加した。旅行費用は20.9万円で、昨年よりも3.1万円増加。方面ではアジアが最も多いものの6.8ポイント減の53.1%と低下したのに対し、ヨーロッパは5.1ポイント増の23.9%、北米が1.6ポイント増の12.3%と、長距離方面が増加した。
調査は2013年5月2日~5月13日まで、フォートラベル会員を対象に実施。有効回答数は1765件。