大学生観光まちづくりコンテスト2013運営委員会は、「大学生観光まちづくりコンテスト2013」の概要を発表した。このコンテストは2011年に東日本地域でスタート。運営委員会の事務局は、JTBコーポレートセールス、株式会社三菱総合研究所がつとめ、全国の大学生がテーマとなる地域の活性化プラン立案を募集、優秀な企画にはJTBグループや自治体、地域企業等が商品化やプロジェクト化を検討するもの。 最優秀賞には観光庁長官賞の授与、優秀なチームには、各対象地域から観光特使などの称号を与えられる。
2013年のテーマは「訪日外国人向け観光まちづくりプラン」。東日本、西日本にそれぞれ対象の地域があり、東日本は「山梨県富士河口湖地域」、西日本は「大阪府全域」が対象となる。
学生の協力体制としては、今年2月に発足した富士山国際観光協会、今年4月に発足した大阪観光局がそれぞれサポートするという。 概要は以下のとおり。
【大学生観光まちづくりコンテスト2013】
- 募集開始:2013年5月20日~6月20日
- テーマ:訪日外国人向け「観光まちづくりプラン」
各対象地域の資源を発掘・活用し、観光を通じて、地域自体が大きく活性化するようなプランを、テーマに沿って自由な発想で創造。
- 部 門:学生チーム部門、留学生参加チーム部門(※留学生が1名以上)
- 応募方法:コンテスト専用サイトからエントリー
- 運営委員会事務局:株式会社JTBコーポレートセールス/株式会社三菱総合研究所
(審査基準)
- 新規性(文化的・歴史的・社会的な世に知られていない、または実際に実用化(商品化)されていない資源を発掘・活用しているか。)
- 分析・構成力(地域の課題を明確に分析し、論理的に企画を構成しているか)
- 効果(集客力はあるか。現地の経済性や雇用に貢献するか)
- 実現可能性(提案内容が実現可能なものか)
- パフォーマンス(プレゼンテーションが効果的で訴求力があるか)