コスモスイニシアがホテル開業へ、新ブランド設立、訪日客の家族利用を対象に4名以上アパートメント型で

発表資料より

大和ハウスグループでマンションなど不動産販売・賃貸を行なうコスモスイニシアは、都市部で開発を進めるアパートメントホテルについて、2018年2月に第一弾のホテルを東京・上野に開業することを発表した。

訪日外国人旅行者の約6割という家族や親族、有人のグループ客をターゲットに、4名以上で過ごせるアパートメントタイプのホテルとして展開。快適に中長期滞在できる宿泊施設への需要は現状以上に高まると予想し、東京、京都、大阪などの都市観光スポットを中心に、2020年までに1500室の提供を目指す。

ホテルブランド名は「APPARTMENT HOTEL MIMARU」とし、第1弾のホテルは「MIMARU 東京・上野NORTH」と名付る。オフィスビルをコンバーションしたもので、全40室の客室はキッチンやリビング・ダイニングスペースなどを含む34.14平方メートルから52.61平方メートルの広さを確保。フロントでは日・英語のスタッフ対応と12か国語対応の通訳アプリを導入するほか、AIコンシェルジュによるチャットサービスも提供する。さらに各客室には、通話かけ放題のスマートフォン貸出サービスも用意する。宿泊料金は、1室1あたり3万円程度とする予定。

運営は、10月に設立した子会社の株式会社コスモスホテルマネジメントが実施。運営管理は、交流型アパートメントや、ホステルのようなライフスタイルホテルなどを展開するグローバルエージェンツと提携して行なう。



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