エクスペディアはこのほど、ホテル利用に関する意識調査を実施した。日本を含む世界23か国で実施したもので、特に「日本人が気にすること」にフォーカスしてまとめた。
それによると、「ホテルの部屋にチェックインした際にあったら嫌なこと」では、ベッドに髪の毛が落ちている(50%)、たばこなどの悪臭がする(43%)などが上位に。また、「シャワー室に髪の毛が落ちているのは許せない」との回答は、世界で最も多い結果となった。
また、ホテルの部屋を変えてもらう理由で最も多いのは「悪臭がしたり、シーツが汚れていたりと部屋が汚い」(80%)。次いで「近隣の部屋や外でうるさい人がいる」(51%)、「近隣の部屋や外でうるさい人がいる」(25%)が続いた。
「ホテルで迷惑だと思う人」では、「子供を放置する親」(44%)が最多で、「廊下でうるさくしている人」(37%)、「近隣の部屋でうるさくしている人」(36%)、「何かにつけてクレームを言う人」(28%)、「パーティ好きな騒がしい人」(28%)の順に。ホテル内で周囲を気にせず騒いでる人を迷惑だと感じる傾向が強いことが明らかになった。
この調査は、23か国(アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、香港、台湾、韓国、日本)を対象に実施したもの。サンプル数は1万8229名、調査期間は2018年2月22日から3月19日まで。