国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジアはこのほど、2018年度第1期の観光映像大賞・中間賞10作品を選定した。このコンテストは、ご当地映像を紹介するプロジェクト「旅もじゃ」を通じて年に3回開催されるもの。最終的には中間賞を受賞したすべての作品から観光映像大賞(観光庁長官賞)が選ばれる。
今回の選定対象は2018年8月1日から10月15日までに応募された50点。10作品中、沖縄県と三重県はそれぞれ2件が選出されたほか、北海道、神奈川県、長野県、奈良県、香川県、福岡県の作品が選選ばれた。中間賞を受賞した作品は以下のとおり。
2018年度 第1期旅もじゃ賞受賞作品(全10作品)
- 「おぶせびと」(長野県)
- 「きたなかスケッチ」(沖縄県北中城村)
- 「旅は、別腹。大人うどん県」(香川県)
- 「チムドンドン コザ」(沖縄県沖縄市)
- 「必見 四日市」(三重県四日市市)
- 「めぐみ めぐる てんり(天理大学雅楽部) 」(奈良県天理市)
- 「りくべつ 冬」(北海道陸別町)
- 「Are you happy?~コクラナイト~」(福岡県北九州市)
- 「SOUNDGENIC ENODEN」(神奈川県)
- 「What is there. そこにあるもの」(三重県南伊勢町)
受賞作品のひとつ、長野県の作品「おぶせびと」は、県内最小の町・小布施町を舞台に地元の人々にフォーカスを当てて制作されたドキュメンタリー。過疎に悩む町が年間100万人が訪れるまでに変貌した流れを垣間見ることができ、町づくりのヒントにもつながる作品だ。
また、沖縄県の「きたなかスケッチ」は、地元・北中城村が舞台。地元出身の女性が男性だけの舞踊「南島(ふぇーぬしま)」伝統芸能とかかわっていくストーリーを約1時間の短編映画にまとめている。
三重県の「必見 四日市」は、俳優の京本政樹氏が主演・監督・音楽を務めるもの。現代の四日市でを舞台に本格的時代劇を展開し、現地の一面を紹介する。
そのほか、以下のページから、すべての受賞作品動画を閲覧できる。