福岡の「道の駅」で車泊(くるまはく)サービス開始、飲料手数料が原資の「Wi-Fi自動販売機」も

駐車場事業などを展開するトラストパークと自動販売機を手掛けるテルウェル東日本は2018年12月15日、福岡県大木町「道の駅おおき」に車泊サービス開始した。

RVパークに加え、自動販売機の飲料手数料を原資にWi-Fi環境整備をおこなう「Wi-Fi自動販売機」を設置。訪日外国人向けフリーWi-Fi「Japan Connected-free Wi-Fi」にも対応する。両社連携による「車泊(くるまはく)×Wi-Fi自動販売機」のコラボは全国初という。

今回の取り組みは、総務省が進める「IoTサービス創出支援事業」で採択されたシェアリングエコノミー型九州周遊観光サービスモデル事業の一環。トラストパークが代表を務める「九州周遊観光活性化コンソーシアム」が提案したサービスモデルとして、九州7拠点で車泊サービスの実証実験を実施。今回さらにテルウェル東日本と連携し、Wi-Fi自動販売機とのコラボモデルを展開するに至った。

車泊事業とは、稼動していない時間帯の駐車場や遊休地を活用して車中泊が可能となるルール整備のほか、無人運用が可能な電源提供型の休憩駐車管理システムを導入することで、地域観光振興につなげるもの。

Wi-Fi自動販売機は、飲料手数料を原資にするため、利用者の負担なしでWi-Fi環境を提供できるのが特徴。地元の観光情報の取得や防災情報の確認なども可能となっている。

「道の駅おおき」のWi-Fi自動販売機設置の様子:報道資料より

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