アジア最大規模の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」実行委員会はこのほど、国内の観光プロモーションコンテストの結果発表をおこなった。優秀作品に選定されたのは、岡山県を舞台にした「The Land of Sunshine (ザ・ランド・オブ・サンシャイン)」と石川県の「For Tourism ISHIKAWA」の2作品だ。
このコンテストは、実行委員会が運営するご当地映像紹介プロジェクト「旅もじゃ」への応募作品のうち、年2回「旅もじゃ賞」を選定するもの。今回の応募総数は約100作品だった。今後、2018年1月に「第2回 旅もじゃ賞」を発表をするほか、同6月には観光映像大賞(観光庁長官賞)を選出する。
岡山の作品「ザ・ランド・オブ・サンシャイン」は、ホラー映画風PR動画。カップルがゾンビに追われる絶望的な状況と、逃避先の岡山の晴れ晴れとした描写のギャップを表現。作品を手掛けたのは、映画監督で俳優でもある前野朋哉氏。氏は岡山出身者で「おかやま晴れの国大使」も務める。
一方、石川県の作品「For Tourism ISHIKAWA」は、石川県の魅力を、4つの地域(金沢、能登、加賀、白山)や歴史と文化、四季の風景や食、アクセスの良さといった複数の角度から紹介する内容。高精度4K映像を、日本語を含め11言語のキャプション(字幕)付で提供した。受賞2作品は以下のとおり。