「インセンティブ旅行」の旅先は8割が海外、行き先1位はハワイ、制度アリは「金融・保険」業がトップ ーエアトリ調べ

総合旅行プラットフォーム「エアトリ」は、10代~70代の男女823名を対象に「インセンティブ旅行」に関する調査を実施した。インセンティブ旅行とは、優秀な成績を収めた社員やチーム、販売店などに報奨として与えられる旅行のこと。

それによると、勤め先ではインセンティブ旅行制度が「ある」回答した人は14.7%にとどまり、8割以上が「ない」という回答になった(85.3%)。インセンティブ旅行制度がある(あった)と回答した人の割合が最も多かった職業は「金融・保険」(33.3%)となり、「マスコミ・広告・デザイン」(31.3%)、「メーカー」(23.6%)の順となった。

報道資料より

また、インセンティブ旅行制度があると回答した人に、行き先を訪ねたところ、81.6%が海外となった。さらに、海外と回答した人に旅行先となった国・地域を訪ねたところ、1位は44.1%のハワイとなり、2位のアメリカ本土とは9.7ポイントもの差がついた。一方、国内では北海道と沖縄が38.2%で同率1位。

報道資料より報道資料より

インセンティブ旅行の制度があれば仕事に対するモチベーションが上がるか聞いたところ、7割以上の人が「上がる」と回答。「とても上がる」と回答した人では、女性の方が男性よりも8ポイトンも高い結果となった(男性:33.5%、女性:41.5%)。

報道資料より

インセンティブ旅行に関する意見では、「仕事に対してやる気が出る制度の一つだと思います(60代女性)」や「色んな国に行ってみたい方からしたらとても嬉しいです(20代女性)」といった意見がある一方、「旅行自体は嬉しいのですが、結局仕事の一環になってしまいそう(30代女性)」や「行きたい場所でなければ意味ないし、会社関係での旅行は気が重い(40代男性)」と制度に疑問を感じる意見も散見された。

調査は10代〜70代の男女823人を対象に2019年1月10日〜1月31日にかけてインターネットで実施された。

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