各国の統計機関によるデータにもとづき、日本人出国者数を韓国、台湾、香港の3市場比較でみると、2019年9月は韓国への出国が前年比1.3%増の25万1100人。台湾は16.7%増の19万300人、香港が39.3%減の6万4600人だった。
日韓情勢の影響を受け、韓国は伸び率の低下傾向が続くものの前年割れには至らずプラス推移を維持。一方、香港では大規模デモの影響などで8月以降大幅に縮小。9月は2015年2月(6万3400人)以来の低水準となった。
韓国・台湾・香港の直近12カ月の推移は以下のとおり。