各国の統計機関によるデータにもとづき、2018年1年間の日本人出国者数を韓国・台湾・香港の3市場でみると、韓国は27.6%増の294万8500人、台湾は3.7%増の196万9200人、香港は4.7%増の128万7800人。韓国は2年ぶりに約3割増の大きな伸びを記録。台湾と香港は1ケタ台の伸びにとどまる結果となった。
2018年までの10年間推移は以下のとおり。なお、中国については2016年3月以降の数字が未発表のため、本グラフの更新対象から除外している。
なお、2018年12月単月では、韓国が33.5%増の25万8500人、台湾が6.7%増の20万人、香港が15.2%増の12万6200人。韓国は2018年3月以降連続して前年を超える伸びを記録し、10月には同年最高となる6割増に達した。香港と台湾は3月以降、ほぼ前年並みで推移している。
2018年の12カ月推移は以下のとおり。