大和ハウス、民泊エアビーと連携で、長期滞在向け宿泊施設で新ブランド展開、共同で浅草にホテル開業

大和ハウス工業は、民泊Airbnb(エアビーアンドビー)の日本法人であるAirbnb Japanと包括連携協定を締結した。多様化するライフスタイルや滞在ニーズに対応し、地域社会とともに持続可能な価値創出する。連携による2社の共同プロジェクトとして、浅草駅から徒歩5分に位置する「(仮称)台東区寿三丁目計画」(地上10階建て、17室)で宿泊施設を2026年秋に開業する。

開業する施設は、長期滞在で地域を楽しむゲストに向けた、新しい滞在スタイルの次世代アパートメントホテル「Sumu powered by Airbnb Partners(スム・パワード・バイ・エアビーアンドビーパートナーズ)」のブランドとして展開する。「Sumu powered by Airbnb Partners」は、宿泊客が自分の家に住むように滞在できる場所づくりを目指すエアビーのブランド。今後、大和ハウスは東京都心を中心に同ブランドのアパートメントホテル開発を2棟予定している。

両社の提携期間は2025年1月6日~2027年1月6日の2年間。インバウンド需要を見込み、地域と共生しながら付加価値のある滞在体験の提供、多拠点生活や一時利用、ワーケーションなどの柔軟な暮らし方に対応できる住空間やサービス提供の可能性を探る。自治体や地域企業との連携、遊休不動産や文化的資源の新たな活用方法も共同で検討する。

大和ハウスグループのホテル事業は、ビジネスホテルのダイワロイネットホテルズ、アパートメントホテルのMIMARU、レジャー向けのラ・ジェントなどのブランドを展開。 インバウンド需要を捉えたホテル開発や運営、リゾート型ホテル開発など、グループ一気通貫で多様なホテル事業を展開している。

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