日本航空(JAL)は、フライト時に手伝いを希望する利用者向けのウェブサイト「JALプライオリティ・ゲストサポート」をリニューアルする。サイト利用者の「手続きがイメージしにくい」「情報を探すのにいろいろなページを見なければならず大変」という声を踏まえ、ページ全体のデザインからアイコンの大きさ、配置などを工夫。「見やすい・情報にアクセスしやすい・安心感」をコンセプトに、提供するサポートの内容や手続きの流れから、旅を楽しむためのコンテンツまで提供する。
例えば、車いすの利用客に対しては、保安検査の流れから車いすの搭載方法、機内での貸出医療用酸素ボトルの使用方法などを、全6本の動画で案内する。また、利用客が自身の症状や障がいの程度に合わせて簡単に手続きが完結できる仕組みも用意。サイト上に設けた「利用可能なサポート」や「事前申請が必要なサポート」の項目を選ぶことで、サポート内容や手続きの流れ、座席配置、特別機内食の手配など、必要な情報を取得できるようにした。
さらに同サイトから、次回以降の手続きがスムーズになる「プライオリティ・ゲストカード」の登録も可能に。このほか、JALが企画する食物アレルギー対応ツアーや車いすで楽しむデュアルスキーツアーなどのユニバーサルツーリズムの情報をはじめ、新たな旅の魅力も提供していく。