訪日観光客向けのプラットフォームサービスを展開するWAmazing(ワメイジング)は、ネイティブ人材による翻訳チェックサービスを開始した。
WAmazingでは台湾、香港、中国、英語圏を中心に、無料SIMや訪日旅行の予約サービスを提供。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)による訪日旅行者の激減でキャンセルが続き、新規需要も大幅に減少。今年4月の取扱高は同1月と比べ98%減となった。同社では影響が秋以降も残る可能性を考慮し、一時サービスの停止を決定。収束後の需要回復期までの企業存続を目指すため、その一環として従業員の40%を占める外国籍人材の雇用維持を目的に、同サービスを開始する。
同社では、ネイティブの外国籍従業員が、自社サービスの翻訳やデザイン、プロモーション、開発など幅広い分野で、ローカライズを担当しており、その強みを翻訳チェックサービスでいかす方針。対応言語は、台湾繁体字、香港繁体字、簡体字、英語で、付帯コストと人件費を補える最低限の金額として1文字4円からで提供する。