日本観光振興協会(日観振)は岸田総理大臣に対し、「ワクチン接種の進退に伴う観光再起動に向けた緊急要望」を提出した。日観振会長の山西健一郎氏(三菱電機シニアアドバイザー)をはじめ、ANAホールディングス会長の伊東信一郎氏、日本航空(JAL)取締役会長の植木義晴氏など日観振の副会長6名、理事長の久保田穣氏が訪問し、岸田総理大臣に直接提出した。
今回は、先日の経済対策でGoToトラベルの方向性が示されたことを踏まえ、観光業界として一刻も早い再開と継続的な支援を要望。あわせて、国際交流の円滑化も要望事項に含めた。提出時には、観光業界として必要な感染防止策を講じた上で政府の方針に沿って旅行を順次回復させ、地域経済の活性化に努めることを述べた。