星野リゾート×トヨタ自動車、「動くかまくら」をテーマにキャンピングカー体験、2.5プリント技術で開発

星野リゾート・アルツ磐梯とトヨタ自動車、キャンピングカーレンタル事業を展開するキャンピングカー社はこのほど、2.5Dプリント技術を活用したコンセプトカー「かまくるま」を共同で開発した。「かまくら」をテーマに、キャンピングカーをアレンジし、スキー場に訪れる前から雪山で過ごしているような体験を提供する。「かまくるま」のお披露目会は、「冬スポ!!21」パシフィコ横浜会で2022年1月14~16日に開催する。

星野リゾート・アルツ磐梯とキャンピングカー社は昨シーズン、共同で「キャンピングカー×ゲレンデ車中泊プラン」を販売。キャンピングカーでゲレンデ直結のスペースに滞在し、快適なスキー旅を楽しめる体験プランを提供して評価を得たことから、今シーズンはスキー場への移動から滞在中まで、キャンピングカーをより楽しめるコンセプトカー「かまくるま」を開発した。

「かまくるま」は、日本デザインセンターによる内装やロゴデザイン、トヨタ自動車の持つ2.5Dプリントの技術により、現実では固定して存在している「かまくら」が自由に動き出す面白さを表現する。車内では、雪の上にいるような寝心地のフルフラットソファなども楽しめる。「かまくるま」の予約開始は近日中を予定。

2.5Dプリントはさまざまなデザイン、素材感、触感を型レスで繊細な凹凸で表現する加飾技術。街やモビリティ内装をガラッと切り替えることができるよう開発が進められている。

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