JTB総合研究所が日本人の海外旅行に関する調査結果をまとめた「海外観光旅行の現状2018」によると、旅行商品の購入や申し込みは「オンライン専門の宿泊・旅行予約サイト」(22.0%)が最多。次いで「旅行会社のウェブサイト」(20.3%)、「旅行会社の店舗」(17.2%)となった。
一方、航空会社の直販サイト(公式サイト)での購入は15.1%、ホテル直販は3.2%で、合わせると約2割を占めた。
世代別でみると、20代以下の男女は約3分の1が「店舗(来店、非来店)」で購入しており、世代別でトップになった。40代はオンライン専門の予約サイトが約3割、60~70代は旅行会社のウェブサイトが約3割でそれぞれ最多となった。
なお、旅行商品選定の理由では、全体で「一番安かったので」(33.8%)が最多で、特に若い男女でその傾向が顕著に。また、50代男性は「マイルやポイントを貯めている会社の商品だったから」、60歳以上は「長年利用している会社、ブランドだから」、「効率よく観光することができるから」との理由が比較的多い結果になった。
この調査は、2018年6月27日~6月30日に実施したもの。対象は全国に居住する18~79歳の男女で、2017 年1月以降 2018年6月までに海外観光旅行(ビジネス旅行を除く)をした2060名。