政府は2020年12月23日、英国に対する新たな水際対策措置を発表した。新型コロナウイルスの変異種が英国で発見されたことを受け、12月24日以降、日本国籍者を除く英国からの新規入国を一時停止。日本人や在留資格保持者の英国への短期出張からの帰国・再入国についても、帰国後14日間の待機緩和の対象から除く。これまでは入国時に防疫措置を確保できる受入企業・団体がいることを条件に、新規入国、14日間待機免除を許可していた。
英国からの日本人帰国者については、帰国後2週間の待機に加え、12月27日から英国出国前72時間以内の検査証明、接触確認アプリのダウンロード、位置情報の保存を求める。帰国時の検査証明を提出できない帰国者については、検疫所長の指定する場所での14日間待機を要請する。また、英国への短期渡航の自粛もあらためて要請した。