ANA は、国際航空運送協会(IATA)が開発を進めているデジタル証明書アプリ「IATAトラベルパス」の実証実験を国際線で実施する。「IATAトラベルパス」は、アプリで利用者のパスポート情報を読み取り、顔認証で本人確認したうえでデータを取り込み、新型コロナウイルス検査結果やワクチン接種記録をデジタル証明書として管理するもの。アプリには最新の各国の入国要件も反映される。
IATAトラベルパスは現在、全世界でANAを含め航空会社13社がプロジェクトに参画。実用化に向けた準備を進めているところ。エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空の中東3社も今春から実証を開始すると発表している。