ワークスモバイルジャパン社は、今般のLINE社の個人情報に関する一部報道を受け、ビジネス版LINEとして展開するグループウェア「LINE WORKS」のデータの扱いを発表した。
同社によると、LINEのデータとLINE WORKSのデータは基盤から完全に分離しており、LINE社がLINE WORKSのデータに直接アクセスすることはできない。LINE社がこの度発表した内容に関してLINE WORKSが影響を受ける部分はなく、情報の取扱いに不備はないとしている。
また、LINE WORKSは保存データに対する一切の権利を放棄していることも説明。ユーザーデータを監視や開発目的で利用することはもちろん、サポート窓口などでユーザーから要請を受けた場合を除き、社内スタッフによるユーザーデータの閲覧や利用は、できない仕組みになっている(サービス利用規約第6条で明記)。ワークスモバイルジャパンでは、今後も高いセキュリティ基準で適切な運用を行うとしている。