沖縄県の恩納村観光協会はこのほど、恩納村の観光情報サイト「Go to ONNA」を開設した。一般的な観光情報だけでなく、ホテルや観光施設などの会員企業それぞれが、コロナ禍での新しい旅行スタイルに合わせた商品やサービスの魅力を1分間の動画付きで紹介するもの。年内にプラン数300件の掲載を目指す。静止画だけでなく、動画を充実させることで沖縄の“今”をより分かりやすく伝える。
新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言発出が相次ぎ、大きなダメージを受けている沖縄屈指のリゾート地・恩納村。サイトのコンセプトは「恩納村がまるごとテーマパーク」で、感染症対策を講じた上で地域の観光資源を再発見しようという事業者が、将来に向けたプランを構築し発信していく。「Go to ONNA」からアクティビティの予約をメールなどで問い合わせる導線も用意し、各事業者の収入底上げを図る。
サイトには、アウトドア・インドアアクティビティ、ふれあい体験学習プログラムなどが並ぶ。同観光協会は、サイトを通じて今後1年間で村内事業者への送客数を毎月2500人以上、サイト訪問者数は年間60万人を目指したいとしている。