ふるさと納税「さとふる」、九州3自治体の観光系事業で寄付受付け、重要文化財修復や砂蒸し温泉の復旧など

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」は、寄付金の使途に応じて事業を立ち上げ寄付を募る「さとふるクラウドファンディング」で、佐賀県唐津市、宮崎県都城市、鹿児島県指宿市の観光関連事業への寄付受け付けを始めた。

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募るクラウドファンディング型ふるさと納税サイト。寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することもできる。

例えば、唐津市では、重要文化財に指定されている旧三菱合資会社唐津支店本館の修復プロジェクトで寄付を受け付け。長年唐津市歴史民俗資料館として公開されきたが、老朽化によつて2003年以降、休館状態。近年は、台風や大雨などで屋根やベランダ、玄関の車寄せなどの傷みも激しくなっているという。

また、都城市では関之尾公園をスノーピークの直営キャンプ場にリニューアルする事業、指宿市では砂むし温泉の復旧事業で寄付を募る。