【年頭所感】tripla (トリプラ)CEO 高橋和久氏 ―宿泊施設のロイヤルカスタマー形成へ、経営健全化に貢献

triplaの代表取締役CEOの高橋和久氏が、2023年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。

高橋氏は、パンデミックの経験で、多くの宿泊施設がリピーター化やファンの形成が重要であるとの認識を持ったと推察。ロイヤルカスタマーを形成することで、宿泊施設様は事業運営が健全化し、パンデミック禍でも強固な経営が可能となるとの考えを示した。2023年は「お客様を自ら形成していくメカニズム」を強固に提供し、様々なサービスを開発するとしている。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


2023年 年頭所感

謹んで新春のお祝いを申し上げます。

2020年の新型コロナの発生以来、旅行業界は苦しい日々が続いておりましたが、昨年は行動制限が緩和され、10月からはインバウンド旅行者の制限解除など、本格的に宿泊需要の回復を実感できた一年であったと振り返っております。8月に2泊3日で韓国へ行きましたが、行きは日本国内でPCR検査を受けて陰性証明書を持参し入国し、到着後すぐに仁川空港でPCR検査を受けました。帰りは成田空港でMy SOSというアプリを見せての入国です。10月に3泊4日で台湾へ行った際には、行きも帰りもPCR検査は不要で、帰国時にはMy SOSはなくなっており、Visit Japan WebでのQRコード表示が必要になっておりました。個人的にも2020年2月以来海外に出かけることができて充実しました。

今回のパンデミックでの経験から、多くの宿泊施設様ではお客様のリピーター化やファンの形成が重要施策である認識を持たれたと考えております。2023年のトリプラは、「お客様を自ら形成していくメカニズム」を強固に提供していくことを目指し、様々なサービスを開発していく所存です。ロイヤルカスタマーを形成することで宿泊施設様は事業運営が健全化しますし、パンデミック禍でも強固な経営が可能となると考えております。また、お客様情報を整理することで、セグメント化された顧客に対する適切なアプローチを可能とし、お客様が求める宿泊プランやキャンペーン情報をメールマガジン等で配信し、効率的に宿泊プラン販売を可能にします。

トリプラではCMS内の情報のみならず、公式ホームページに訪問した顧客に対してもアプローチを可能とし、多くの潜在顧客に対して広告展開ができる機能の開発を進めています。また、インバウンド観光客に対応するべく海外向けの広告についても、既存サービスの多機能化をより強化することで、より宿泊施設様の経営健全化に繋がるよう努力してまいる所存です。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

tripla代表取締役CEO

高橋和久氏

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