日本旅行業協会(JATA)はこのほど、10月11日に実施した2015年度「総合旅行業務取扱管理者試験」の結果を発表した。それによると、受験者は1万63名で合格者は2296名。合格率は22.8%だった。
2015年度の職業別合格者内訳は、旅行業(980名、全体の42.7%)が最多となったほか、大学生(390名、17.0%)、旅行関係以外の会社員(295名、12.8%)、専門学校生(290名、12.6%)と続いた。
年齢別では、30歳~39歳(644名、28.0%)が最も多く、次いで19歳~23歳(626名、27.3%)、24歳~29歳(458名、19.9%)、40歳~49歳(320名、13.9%)などとなっている。最年長は70歳以上の1名だった。
総合旅行業務取扱管理者試験は、旅行業法にもとづいて年に一度実施される試験制度。旅行業者は営業所ごとに「(国内、または総合)旅行業務取扱管理者試験」合格者である「旅行業務取扱管理者」を1名以上選任する義務がある。