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各国の統計機関によるデータにもとづき、日本人出国者数を韓国、中国、台湾、香港4カ国の渡航先別比較でみると、2015年9月は韓国への出国が前年比19.9%減の15万7300人、中国が同5.1%減の20万8100人、台湾が同3.7%増の14万5800人、香港が同6.8%増の10万4400人だった。
渡航先別・日本人出国者数の直近12カ月推移グラフは以下のとおり。香港の9月は2013年11月以来22か月ぶりに4市場中首位の伸びを記録。韓国は7月に52.6%減となるなどマイナス遷移が継続しているものの、9月に向けて回復基調を示した。中国は5月以降安定的に20万人以上を維持。台湾は7月に11万人超えとなり韓国を抜いたが、8月・9月は韓国が再度上回る結果となっている。
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