ヤマハリゾート「つま恋」に幕、2017年4月から別企業が運営へ、「つま恋」の名称や土地全体は継続使用

2016年12月25日をもって一般営業を終えた静岡県「ヤマハリゾートつま恋」の不動産と商標が、神戸に拠点を置くHMIホテルグループに譲渡されることになった。2017年4月1日より、あらたに「つま恋リゾート“彩の郷”」として営業を開始する見通しだ。

「つま恋」の不動産や商標については、ヤマハリゾートが(1)「つま恋」の名称を使用し続けることと、(2)音楽とスポーツをテーマとした総合型リゾート施設として事業を維持すること、(3)土地を切り売りすることなく今後も一体として運営すること、の3点を基本条件に設定。これまで多くの利用者に長く親しまれてきた施設環境を最大限に重視する前提で、入札がおこなわれた。

HMIホテルグループは、全国に52軒の宿泊施設と6軒のスポーツカルチャー施設を運営。静岡県でも4軒のホテル・旅館を展開中だ。今後は「つま恋」の事業再建を通じて地域の観光活性化を推進。地元経済の持続的発展を目指し、従業員の再雇用や取引先との関係継続も積極的におこなう方向で業務を開始する。2017年4月以降の事業計画やリニューアルの詳細については、2017年2月下旬に公開、新施設の予約受付は3月1日からとなる。

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