経済産業省主催の第5回「日本ベンチャー大賞」が発表され、審査員特別賞にパーソナルモビリティとMaaSを主事業とするWHILL社が選出された。
日本ベンチャー大賞とは、次世代を担う若者や起業家のロールモデルとなるような、社会的インパクトなる新事業を創出した起業家やベンチャー企業を政府が表彰するもの。WHILLは「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに掲げ、世界中の歩道領域で新しい移動のスタイルの製品やサービスを創出しており、日本ベンチャー大賞ではデザインと技術を活かした1人乘りモビリティのグローバル販売や、自動運転やIoTを搭載した歩道領域のための新モビリティサービスで、高齢者の社会参加や労働の機会を広げようとする点が評価された。
WHILLでは、モビリティ事業では身体の状態や障害の有無にかかわらず誰もが利用できるパーソナルモビリティを、MaaS事業では電車やバスなど、既存の交通手段を降りた後のラストワンマイルを繋ぐ新しい移動手段の提供を目指している。
空港や駅、遊園地などの場所でも楽しくスマートに移動できるサービスの構築を目指しており、観光地やレジャー向けの利用では伊勢神宮や志摩スペイン村、那須ハイランドパークなどで実績があるという。
WHILL社がイメージする少し先の未来の移動のスタイル
https://www.youtube.com/watch?time_continue=58&v=Pobq0g0Jf94