南アフリカ、2030年までに国際観光客2100万人目標を楽観視、数年以内にビザ発給要件を緩和・撤廃

南アフリカのデレク・ハネコム観光大臣は、2019年5月に開催された旅行博「Africa’s Travel Indaba(インダバ)」で、2030年までに南アフリカへの国際観光客を年間2100万人に増やすと同国が掲げる目標値に自信を示した。

2018年は1050万人で、倍増にあたる計画に対し、数年以内にビザ発給要件の緩和・撤廃を進めると表明。「この目標は南アフリカ国内で新たな200万件の雇用を創出する潜在性を秘める」と述べた。

目標に対し楽観視する根拠として、2018年はアフリカを訪れた国際観光客は6700万人で、成長率7%が世界平均の6%を上回ること、観光産業がアフリカ全体のGDPに寄与する割合が8.5%に上っていることなどを挙げた。なお、2019年5月2~4日に開催されたインダバには1000人を超える出展者と1500以上のバイヤーが参加した。

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