トリップアドバイザーは、投稿されたクチコミをもとにした「日本の動物園・水族館ランキング2019」を発表した。それによると、動物園部門の1位は「高知県立のいち動物公園」が昨年2位からランクアップ。水族館部門は昨年同様「沖縄美ら海水族館」が1位となった一方、トップ10のうち6施設が圏外からのランクインまたは初登場となった。
ランキング結果は以下のとおり。
日本の動物園ランキング2019 トップ10
※()内は昨年順位。「初」は今年初登場
- 1位(2)高知県立のいち動物公園/高知県香南市
- 2位(1)アドベンチャーワールド/和歌山県白浜町
- 3位(3)旭山動物園/北海道旭川市
- 4位(4)神戸どうぶつ王国/兵庫県神戸市
- 5位(5)掛川花鳥園/静岡県掛川市
- 6位「初」静岡市立日本平動物園/静岡県静岡市
- 7位(‐)多摩動物公園/東京都日野市
- 8位(10)伊豆シャボテン動物公園/静岡県伊東市
- 9位(‐)東山動植物園/愛知県名古屋市
- 10位(8)那須どうぶつ王国/栃木県那須町
日本の水族館ランキング2019 トップ10
- 1位(1)沖縄美ら海水族館/沖縄県本部町
- 2位(2)鴨川シーワールド/千葉県鴨川市
- 3位(5)鶴岡市立 加茂水族館/山形県鶴岡市
- 4位(‐)竹島水族館/愛知県竹島町
- 5位「初」伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)/三重県伊勢市
- 6位(‐)アクアマリンふくしま/福島県いわき市
- 7位(‐)葛西臨海水族園/東京都江戸川区
- 8位「初」マリンワールド海の中道/福岡県福岡市
- 9位(3)大分マリーンパレス水族館 うみたまご/大分県大分市
- 10位「初」城崎マリンワールド/兵庫県豊岡市
同社のクチコミによると、1位「高知県立のいち動物公園」は、広々とした園内で動物を観察できるのが人気。また、展示だけでなく動物について学べるイベントやキッズゾーンなども高評価を得た。ほかにも「給餌体験」や「バックヤードガイド」などに満足する声が寄せられたという。
また、水族館部門で初登場となった「伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)」は、生物たちとの距離感の近さが特徴の施設。トドやアシカ、セイウチが登場する人気のショーなどに満足する声が多かった。
この調査は、2018年8月から2019年7月までの1年間に動物園や水族館に投稿された日本語クチコミをもとにしたもの。5段階評価や投稿数に基づき独自のアルゴリズムで集計している。