厚生労働省は2020年6月中旬を目処に「新型コロナウイルス接触確認アプリ」をリリースする。これは、接触確認アプリは互いに分からない形で接触した可能性について通知を受けることができる仕組み。利用者は、本人の同意を前提にプライバシーを確保し、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用することで、陽性者と接触した可能性について通知を受けることが可能になる。
陽性者との接触の可能性の情報は、利用者本人が確認すると、通知を見ることが可能で、利用者は陽性者と接触した可能性が分かることで、検査の受診など保健所のサポートを早く受けることできる。
一方、新型コロナウイルスの陽性が判明した場合、本人の同意のうえ、本人がアプリで登録。陽性者でない人がアプリで通知の登録をしないよう、本人がPCR検査などの際に「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)」に登録した電話番号のSMSまたはメールアドレスあてに「処理番号」を通知。本人が陽性の登録について同意し、アプリの画面で「処理番号」を登録したのち、通知の登録が行われる。
厚生労働省としては、利用者が増えることで、感染拡大の防止につながとる期待しているところだ。