西日本旅客鉄道(JR西日本)と日本航空(JAL)は、インバウンド需要の回復に向けて連携を拡大する。コロナ禍で現状は苦しいが、外国人観光客が西日本各地を自由に観光できる仕組みづくりを共同推進することで、インバウンド再開時のスムーズな誘客を目指す。
第一弾として、JR西日本の訪日客向け商品「JR -WEST RAIL PASS」の電子チケットをJALマイレージバンク海外地区会員のマイル特典として交換可能にする。また、JALの地域送客プラットフォーム「訪日ダイナミックパッケージ(JAL Vacations)」の中でも購入できるようにする。
今後は、両社の持つ地域へのネットワークと観光資源を掛け合わせ、海外でまだ十分に知られていない西日本の魅力を伝える商品造成や情報発信も活発化する。