オリックス、地域の観光資源の強化に本腰、ロケ誘致や長期的な地域ファン獲得へ

オリックス不動産とオリックス・ホテルマネジメントは、運営する宿泊施設・水族館など計21施設を通じ、地域共創プロジェクトを始動する。

同社は旅館「箱根・芦ノ湖はなをり」、「すみだ水族館」などを運営しており、各施設に「地域共創担当者」を任命。オリックスグループのビジネス基盤を活用して観光資源を発掘し、域内観光の新たな発信を通じて地域の長期的なファン増加を目指す。

各施設担当者は、域内の企業・自治体との取り組みを強化し、地域に眠る観光資源の掘り起こしを図る。レンタカーやカーシェアリング事業を展開するグループ企業とも連携しながら、新たなイベントや観光プランを企画する。

このほか、地域全体へのロケ誘致を図る「オリックスロケーションサービス」を福島県会津若松市、京都府京都市、大分県別府市の3地域で開始した。映画やドラマを通じた地域PRが目的で、同社の運営施設のほか、地域の施設を制作会社に紹介していく。

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