三菱地所、ロイヤルパークホテルを完全子会社化、意思決定の迅速化やチェーン力を強化

三菱地所は、「ロイヤルパークホテル」の所有・経営・運営を担う 「ロイヤルパークホテル(RPH)」を株式交換によって同社の完全子会社とする。株式交換は2021年8月1日に実施する予定。現在、RPH は同社出資比率54.4%の連結子会社。

三菱地所は、RPHを完全子会社とすることで意思決定の迅速化を図り、フルサービス型ホテルで長年培った人材やサービススキル、運営ノウハウをチェーン全体で活かし、ホテルチェーンの強化・拡大を進めていく。

同社は、「三菱地所グループ長期経営計画 2030」において、3本柱の成長戦略のひとつとしてノンアセット事業の強化・拡大を掲げ、BtoC/BtoBtoC に着目した新たな事業展開を図っており、ホテル事業では全国の大都市圏を中心に新規出店を進めている。

また、グループホテルの運営を行う完全子会社のロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(RPH&R)に、2020年4月に横浜ロイヤルパークホテル、2020年10月に東北ロイヤルパークホテルをそれぞれ吸収合併させ、ホテル運営の一元化を進めることで、ロイヤルパークホテルズのチェーン力や運営力強化、経営資源の効率的な配分を進めている。

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