経路検索アプリ「NAVITIME」が大幅刷新、「屋根が多い」など6つの優先条件を同時検索、「旅行/予約」ボタンの新設も

ナビタイムジャパンが、経路探索アプリ「NAVITIME」を全面リニューアルした。より一人ひとりに合わせた経路を提案できるよう、アプリ全体のUI(ユーザーインターフェース)デザインを大幅に刷新。iOSで先行対応し、今後Android OSでも実施する予定だ。

「NAVITIME」は、徒歩・電車・バス・自転車などさまざまな移動手段を組み合わせ(マルチモーダル)、出発地から目的地までの最適なルート検索を提供するアプリ。リニューアルでは、「マルチモーダルな経路検索で、一人ひとりに合わせた豊富な経路バリエーションを提案する」をコンセプトに、アプリ全体を対象とした大幅な刷新を実施した。シェアリングサービスやマイクロモビリティなど、新たな移動手段に対応できる拡張性も考慮したデザイン設計とした。

具体的には、ルート検索時の移動手段や検索条件の一覧性を高め、アイコンなどで視覚的に確認できるUIに。ルート結果画面では、詳細を表示したまま地図画面の切り替えを可能にし、地図とルートを見比べやすくした。

トータルナビ検索では「時間が短い」「階段を避ける」といった優先条件を考慮したルート検索を行う際、これまではその都度条件を設定して再検索操作が必要だったが、6つの優先条件を同時に検索・表示できるようにした。4ルートを自動で提案し、最大24 ルートから比較してユーザーの好みに合うルートを選択できるようにした。たとえば、日常使いには「時間が短い」ルート、日差しが強い日には多少遠回りでも「屋根が多い」ルートなど状況に応じたルート選択が、よりスムーズになった。

また、画面下部に「旅行/予約」ボタンを新設し、従来のルート検索結果からの導線に加えて「旅行/予約」からもタクシー配車や、飛行機・新幹線・レンタカー・シェアサイクルなど移動手段やホテル、アクティビティなどの予約と確認を可能にした。

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