オーストラリア、入国規制をすべて廃止、デジタルによるワクチン接種証明の提示も不要に

オーストラリア政府は、2022年7月6日から施行される修正バイオセキュリティ法に基づいて、新型コロナウィルスのワクチン接種証明を求めていた「デジタル乗客宣言(DPD)」の運用を中止する。これにより、すべての新型コロナウィルス関連の出入国規制が廃止されることになる。

クレア・オニール内務大臣は、今回の措置について、「空港での混雑が緩和されるだけでなく、海外からオーストラリアへの旅行がしやすくなり、オーストラリア人にとっては、帰国がはるかに簡単になる」と述べている。

DPDについては今後、紙ベースの入国旅客カードの代わりになる予定だが、実用化までさらに使いやすさを改善していく。

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