オンライン入国審査「Visit Japan Web」、11月から「MySOS」を統合、検疫機能の追加でファストトラックでの利用も可能に

デジタル庁は2022年11月1日から、「Visit Japan Web(VJW)」をバージョンアップする。これまでの「入国審査」と「税関申告」に加え、新型コロナウイルスの陰性証明などを登録する「MySOS」を統合することで、ファストトラック機能を追加し「検疫」ができるものとする。

Visit Japan Web(VJW)とは、海外からの入国者(海外から帰国する日本人も含む)が、事前に検疫・入国審査・税関申告の入国手続きをおこなえるウェブサービス。電子化された検査証明書のアップロード、入国時や入国審査で必要な情報、税関申告情報、登録された陰性証明書などの入力が可能で、それぞれ情報提供のための二次元コードを表示する。

11月1日から「MySOS」が統合されるにあたり、新規登録では11月13日までに入国する場合、10月中の登録はMySOSの利用が可能。11月からはVJWを利用する。また、11月14日以降に入国する場合はMySOSでは登録はできず、11月1日以降にVJWを利用することになる。

なお、デジタル庁では、11月1日直後はVJWの審査の混雑が予想されることから、11月5日までの入国者は、余裕をもって審査結果を受け取るために、10月中のMySOSからの登録完了を推奨している。

Visit Japan Web

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